『不可能』か『不可解』か

どうもヒカルです!!

新年明けましておめでとうございます。

1冊読了したので感想を書いてみようかとおもいます。

今回は青崎有吾さんの『ノッキンオン・ロックドドア』

7編からなる本格ミステリ短編連作。

コアなミステリファンもミステリ初心者も楽しめる内容になってるとおもいます。

あらすじ

密室、容疑者全員アリバイ待ち。「不可能」犯罪を専門に捜査する巻き毛の男、御殿場倒理。

ダイイングメッセージ、奇妙な遺留品。「不可解」な事件の解明を得意とするスーツの男、形無氷雨

得意分野の違う2人の探偵が珍妙な事件を解明していく。

とくに好きな一編

なかでもお気に入りは

「十円玉が少なすぎる」

2人の事務所でバイトをしている薬子ちゃんが、携帯電話で会話する男とすれ違ったときに聞いたとゆう言葉から2人の探偵による推理合戦が始まる。

ゲーム感覚で始めた推理合戦。最後はおもいもよらない結末が…

 

この1編は、起きた事件を解決するためではないってゆうところが最大の特徴かとおもいます。

限りなく情報量の少ないなかで2人の推理合戦が繰り広げられる。どのお話もそうだけど、とにかく論理構成が素晴らしい!!

もう一点特徴をあげるなら、この1編は薬子ちゃんの語りですすめられてるところですかね。

薬子ちゃんの視点で語られることによって2人の探偵のキャラが際立つ。そこがまたおもしろい!

最後に

続編を絶賛読書中なんですけど、倒理と氷雨って伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』に出てくる、檸檬と蜜柑っぽいなとおもうのは自分だけですか?